「さみしいのは、他人との繋がりが弱くなっている時じゃなくて、
 ほんとは、自分とうまく繋がっていないときなんだ。」



淀川ベルトコンベア・ガールの
福井県出身のかよちゃんの言葉にえらい考えさせられて
ひさしぶりに日記を書いています。

この2週間のうちに、色々なことがありました。
ボロフェスタ
急な体調不良ののち、1週間の寝たきり生活。
ある使徒からの脱出。

ボロフェスタは相変わらずキラキラと私の胸をしめつけ
忘れかけていた音楽への憧れを思い起こさせ
イベントは参加するより、創る方が面白いということを
はっきりと思い出させてくれました。

そして謎の発熱。1週間の絶対安静。
ボロフェスタで色々頑張る決意をしたばっかりだったので
とてももどかしく、自分が残念で
そして一緒にプロジェクトを動かしているメンバーに迷惑をかけてしまって
心がきりきりと痛む毎日でした。

どんなにやる気があったって、体がついてこないと何もできない。
そんな当たり前のことが、今やっと理解できた気がします。
復帰したときみんなが「おかえり」と言ってくれて
たった1週間のお休みだったのに、嬉しくて涙がでてきました。

そして昨日までは富士急ハイランドで「ある使徒からの脱出」
現状を疑い、より良くするためのアイデアを出す。
全員が真剣に取り組む姿勢がたまらなく好きで
そして自分も、もっと頑張らないと、と強く思う公演でした。


ずっと目の前に楽しいことがあって
退屈する間もなく新しい壁や新しい興奮がやってきて
記録する暇もなく次のことに取り組む
そんな贅沢な毎日だけど
たまには立ち止まって考えることも大切だとわかった今日。

周りにいる強烈な人達と
同じ姿勢でものづくりをしていたら
似たようなものにはなるけれど
自分らしくはない。

秒刻みでやってくるボールを一番遠いところまで打ち返しながらも
自分が何もないところで何を生むかを考えないといけない。

楽しさにひきずられていくのもいいけれど
楽しさの根幹を作り出さないといけない。

自信がなかったら、自信がつくまで考えて
自信があるものにして、世に出さなければいけない。


ひさしぶりにソファでぼんやり考えて
好きな雑誌を沢山買い込んで
新しい音楽に触れながら
物事に取り組む姿勢について考えられた。

明日からすべてが上手くいくわけじゃないと思うけれど
体に気をつけながら
自分を見失わないように
それでも楽しくやっていこうと思います。

音楽が足りないのかもしれない。

たまに、どうでもいい文章というものを書きたくなるものですね。
完全に自分にだけ向けた、心の中を整理するだけの文章を。

この季節になると、むしょうに京都に行きたくなります。
ちょっと前までは「帰る」だったのに
もう3年半以上も東京で暮らしているので
だんだんと、京都が「帰る」場所じゃなくなってきてしまいました。
もう、すっぽりと体が埋まる居場所がないのです。

それでも、日常生活の中に自然と聞こえてくる祇園祭の音や
次の日の心配なんて全然しないで缶ビール片手に歩く夜が
とてもとても愛おしいものに思えてきて
なんだか普段しまっている心の一部がぎゅっとなんてしまうんです。

とかいいながら、3日後にはSCRAPフェスで京都に行くのですが。
なにかが違うのでしょう。きっと。
そして、あの頃と同じ行動をしても、私の心の一部はぎゅっとならないんでしょう。

ボロボロで、缶ビールがあれば何時間でもしゃべれて
次の日寝坊しても全然大丈夫で、いつもどこかに不安と悲しみを抱えていて
でも、近しい顔の人の音楽がすぐそばで聞こえていて
そんな夜ではもう満足できないことを、私は知っています。

何か、もっと何か、人に誇れるものを見つけないといけない。
心の底から、熱狂できる空間を、自分でつくりださなければいけない。
わたわたと慌てて、仕事をこなすだけの生活じゃいけない。
そもそも、ものづくりの仕事を、こなしてはいけない。

眠らない1週間が体力的に続けられないことを知ってしまった。
軽い気持ちで友達を呼び出すことができなくなってしまった。
くだらない面白いことを考えるだけでなく
ちゃんと収益があがるかどうかを考えないといけなくなってしまった。
そして、その方が、ずっとずっと面白いと知ってしまった。

このもやもやは、ふりかえるとやっぱり自分に向けられたもの。
贅沢な環境にいられることを感謝して
誰にも負けない努力をしていこうじゃないの。

あ、でも音楽にはもっと触れたいな。
イベントでも、なんでもいい。
勢いづける音楽がいま足りていないのかもしれない。


うーん、しまりのない文章だけど
金曜日の夏の夜に免じて、ゆるしてください。

京都は驚くほど平和です。

急遽京都事務所に来ています。
今、目の前でみほたんの「大人の本読み」という
不謹慎極まりないustが行われています。笑
いやでも電気を消してこのust見たら想像力が増すはず!


京都行きは、自転車で2時間半かけて行った
東京事務所での会議で決まりました。
交通機関が麻痺して、色々な仕事が延期になっている今
明後日から大阪で開催される「人狼村からの脱出」を
頑張ることが大事だろう!と。
まだお昼だったのですが、電車が走っていないので
初台から三軒茶屋に帰って、東京駅まで行くと1日じゃすまない。
ということでパソコンだけ持ってそのまま新幹線に。


東京駅は、海外のテレビ局がインタビューで押し寄せてきていたり
停電による運休のアナウンスがあったりと、まだまだざわざわ。


新幹線に乗って、しばらくぼんやりしていたら、もう京都。
降りたら、普通に店があいている!
タクシーが走っている!
コンビニにカップ麺がいっぱいある!
なんだかそれだけで涙目に!緊張線ゆるんだあああ!


東京なんて、ほんとにほんとに恵まれている状況ですが
「普段と違う」ということが、無意識にストレスになっていたのかもしれません。
あと「何かしなくちゃ」とか「何もできない」とか。


各地で状況は違うけれど、それぞれに深呼吸が必要だったんだなぁと思いました。
そして、「普通」のありがたみにあらためて感謝。
「普通」を作ってくれている多くの働く人にも感謝。


というわけで、4時間後から人狼村の仕込みに参加。
がんばりまーす!

転職のお知らせをするはずだったのですが

実は、先週より3年間お世話になった(株)パラドックス・クリエイティブを円満に退社させていただき
(株)SCRAPで働いております。1日も休みを入れずに転職してしまった結果、現在進行形でお仕事をしていた方以外への
ご報告が遅れてしまっており、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
週末はゆっくり時間をとって、お世話になった皆様へお手紙を書こう。そう思っていた矢先におこった大地震でした。



ちょうどその時わたしは渋谷の小さなビルの9階で、週末のイベントに向けての準備をしていたのですが
少しずつ「あれ?おかしいぞ?」というレベルの揺れがやってきて
隣のギャルショップの店員さんの悲鳴で事態の深刻さに気がつきました。
商品は全部ばたばたと倒れて、エレベーターも止まってしまったので、非常階段から避難。
一緒に降りたギャルに「どうしてそんな落ち着いてるんですか?怖くないんですか?」と言われたのですが
なぜか私の頭の中には色んな漫画や物語のシーンがぐるぐるとしていて
落ち着いている、というよりは不謹慎だったのだと思います。



その時は事態の深刻さにあまり気づいておらず
渋谷のビルが一斉に営業を停止したこと。交通機関が麻痺したこと。
そして歩いて帰って見たテレビの映像や多くのツイートで
やっと現実を理解することができました。
心配になって、色んな人に連絡をしました。
家族や、関西の友達、SCRAPメンバー、パラドックスのメンバーからも連絡をもらいました。
夜はみんなが家に集まってくれてとても安心しました。




私なんかが怖がる資格はないくらい、世の中は混乱していました。
特に東北地方の映像は、直視できませんでした。
報道されないという茨城や浦安の方々のツイートにも何も出来ず
不確定な情報を広めたくないので、むやみにリツイートも出来ず
著名な方々が多額の寄付をしたり、リーダーシップをとる方が瞬く間にプロジェクトを動かしている様子を見ながら
節電と募金くらいしか出来ない自分にがっかりした気持ちにもなりました。



インターネットでの情報は、便利だけれど、難しいものです。
善意で節電を呼びかけるポスターを作っても、それが遊びにしか見えずに気分を害する人もいる。
その時、必要なものは人それぞれなので
こういったポスターは、被災していない地域の人々が心を一つにして
被災地にパワーを送るために必要なのかもしれない。
でも、作っている人の自己満足なんじゃないか、と言われると否定も出来ない。
この状況化で「自分に出来る事を、何かしたい」と考えている人はいっぱいいるはずで
そのひとつひとつが形になった結果なのだとは思います。



一方で、自分は何もリスクを負わずに
「○○社は○○を提供すべきだ」などとツイートしている人にも全く賛同できず
(もし被災地からの叫びがRTが重なるにつれ、発信者がずれてしまっていたらすみません)
だからって自分も何か役立てる訳ではないので
そのツイートも、みんなが自分に何が出来るかを考えた結果だし…
と世の中に何のプラスにもならない憂鬱を抱えてしまっていました。



多くの人がそう言っているように
今は、何かあったときに動ける力を蓄えるために
丁寧に生活をし、睡眠をとって、ご飯を食べて、電気を使わないようにしながらも
明るい生活をすることが一番だと思います。
そして、情報を判断する目と耳を持つこと。
最前線で動いてくださっている方への感謝を忘れないこと。
被災地の人の気持ちを、多くの人の気持ちを、想像すること。
その上で自分が何ができるかを考える。
一時的な情報に流されるんじゃなくて、継続できることを
何年先の未来に少しでも明るい希望をもたらせることを。




できるだけ、被災地の企業でつくられている商品を買うとか
被災地に家族がいる友人を気遣うとか
そういったことでもいいと思います。
悲しいけれど、今の私にはそれしかできないんです。
そして、近い将来それ以上のことが出来るようになるように
自分の日常を、目の前の仕事をせいいっぱい頑張るしかないんです。

その上で、自分に何が出来るかを考えてみよう。





長々とすみません。
今この瞬間の気持ちを忘れないために、文章にしました。
報道が少なくなって、日常がもどってきて、色々な思いが風化してしまうのが一番怖いので。
そして仕事に忙殺されて、そうならない、と自信を持って言える状態じゃないので。

最後になってしまいましたが、今回の大地震と大津波でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
ご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。また、負傷された皆様、家を奪われた皆様へ、お見舞い申し上げます。



転職のご挨拶は、落ち着いたらまたあらためて。
とりえあず、自転車を購入したので、事務所には無事行けるはず。
明日からがんばって働きます!

「EDGY JAPAN vs ココロザシ勝手に応援団 !!」

突然のお知らせ!どどん!


来たる9/6月曜日、19時より

パラドックス・クリエイティブ10階で開催される
クリラボで「EDGY JAPAN vs ココロザシ勝手に応援団 」
と名打ち、公開対談を行います。
USTREAMにも手を出しちゃいますよ。
映像苦手なんですけど…時代の流れだからしょうがない。

というわけで、遊びには来れないけど
おうちで見たいな〜というあなたはこちらにアクセス。
http://www.ustream.tv/user/gakuranotome


内容としては、
ステレオタイプなオリエンタルな日本でなく、
エッジィな日本を国外に伝える」
という志をもってEDGY JAPANを運営する柳澤大樹さん(@edgyjapan)&
海外の目線を意識したデザインをされた景山泰考さん(@yahman)と
「新しい活動を立ち上げたココロザシを応援し、伝えてゆく」
ココロザシ勝手応援団(@gakuranotome)の私たちが
お互いの考え方や活動のスタイルについて
お互いがインタビューしあう。というものです。


すでに勝手に応援団の「世界戦略室」で
応援団からインタビューをさせていただいているものの
公開モノならではのきわどい対談がくりひろげられる予定!
もちろん公開対談なので、鋭い突っ込みや質問は大歓迎です。

世の中の魅力的なコンテンツや人々を紹介し続けている
彼らならではの視点が見えてくるかも知れません。

どうぞお気軽に遊びにきてくださいー。
もちろんのこと無料です。
NEW学ランもお披露目です。
よろしくお願いします◎



パラドックス・クリエイティブへのアクセス>>
http://www.prdx.co.jp/company_profile.html

ココロザシ勝手に応援団、リニューアル!

応援団のサイトがリニューアルされました!
うれしいい。

こちらから、ご覧ください。
http://c-o-d.jp/


また、大変な、眠る時間もやっとな毎日になってきたけれど
私にって言ってくれるお仕事やプロジェクトは、ぜんぶ、やってやってやりまくるぞ。

いまの私に足りないもの。

自信。

自信が全然ない。

自信がないと、行動もふわふわするし

言ってることに説得力もないもんで。

どうにもこうにもうさんくさい。


自信をつけるためには

自分が思っている以上のことをやらないといけない。

これだけやったんだから、大丈夫という事実が

心の支えになって自信をつれてくる。


自信がないときは

どこかに後ろめたさがあるとき。

少しさぼってしまったり。

完全に自分の力じゃなかったり。


今日はそんな気持ち悪さが随所に現れてしまった。

自信のなさから、人に迷惑をかけてしまった。

猛反省だ。


ちゃんと自信をつけるために

やれることは全部やろう。

爆発的なアイデアマンでも、おもしろトークの持ち主でもないんだから。


見事なまでの安定感をたたきだしてやるーーー。